オステオパシーの治療に対する考え方

病気とは疾患部だけでおこっているわけではありません。
身体全体の様々な箇所の少しずつの歪みが繋がって大きくなり、ひょっこり顔を出したところが疾患部であり、疾患部だけ調べても解決できない病気のほうがはるかに多いのです。

例えば「腰痛」と言っても「腰痛だから原因が腰にある」とは限りません。
原因は内臓であるかもしれないし、頭蓋・頸椎・足関節という可能性もあります。オステオパシーは、症状を持った人の体内で原因となっている障害や歪みを見つけ、本体の状態に戻します。
そして、障害、歪みが取り除かれれば人間本来が持つ自然治癒力が「腰痛」を治してくれるのです。

オステオパシーは、筋骨格や神経系、内臓など身体を構成しているすべての要素を対象にし、「どのように関与しあって影響を及ぼすのか」という視点で施術を進めてますので、より根本的に、より幅広く、身体の異常にアプローチができるのです。